会社売却からのここまでと、これからと

ひっそり更新。
2021年はいろいろあり過ぎたなぁ・・・

会社売却して専業ニートになります!と言ってから早4年。もう4年が経つのですね。途中で専業ニートでもなくなりましたが笑

久々にこのブログの存在を思い出しログインできたので、あれからの4年とこれからについて書いてみます。

2021年12月の現状

まずは現状から

法人1

アフィリエイト、不動産(大家業)、投資(米国株、米国債券、私募債)
収入比率は2:1:1くらい。

アフィリエイトは2018年をピークに下降。
ここ1年はアフィリに割く時間があまり取れず、中古ドメインに載せ替え載せ替えでわずかながらの収入を得ています。ドメイン代はペイできるくらいには稼げるから、それが通用する限りは続けると思います。

不動産は停滞、投資は安定。

法人2

2020年初めに友人を含む4人でタッグを組んで起業。
中国を中心とした東南アジアへの展望もあったけど、紆余曲折を経て代表を辞任。今現在はなんとなく残ってる状態。後述します。

法人3

EC事業。
2020年終わりに先ほどの友人と2人で起業。
8月に友人が急逝し、後処理がめちゃ大変だった。
ようやく落ち着くも2022年はどう展開していこうか考え中。
売れ行きは良くも悪くもない状態なので、撤退するのか展開するのか悩ましいところ。

会社売却からの4年

会社売却から2年間くらいゆるゆると個人でSEOアフィリエイトを続けてました。しっかり睡眠時間もとれるようになり体調も回復。趣味も充実して、たぶん最近で言う「FIRE」状態?だったかもしれません。

個人のSEOアフィリエイトに限界を感じ始めたのが2019年終わりくらい。収入が下がってきた危機感と、ゆるい生活への飽きも出てきたところで、友人からビジネスのお誘いがあり。法人2を新たに立ち上げ、社員を雇い、試行錯誤してきましたが、その友人の急逝に伴い今は完全にトーンダウンしてしまいました。

友人が亡くなってからのバタバタも落ち着き、今更ながら小中高からの幼馴染を失った喪失感が大きくなってます。寂しいものですね。

ただ、
人が死んでよかったということは決して無いのですが、結果的にビジネスとしてはここで仕切り直しでよかったと思ってます。そのまま突っ走ってもうまくいってなかったでしょう。

原因はいくつかあるのですが、一番大きいのは「自分ひとりで意思決定できなかったこと」これに尽きます。

全く異なる4人がタッグを組み、お互いの能力がシナジー効果を生む。中国を中心とした東南アジアへの展開も期待の大きいところでした。

もちろん「共同代表や複数トップの事業はうまくいかない」という通説みたいなやつも重々承知していましたが、意思決定の調整に時間がかかったり、自分の道筋が描けないことがこんなにストレスだとは思いませんでした。

運悪く、コロナで海外展開が一向に進まなかったこともあります。

34歳から起業して社員を雇ったりしていろいろやってきましたが、ここまでうまくいかずストレスが溜まる事業は初めてでした。

僕の実力不足といってしまえばそれまで。というか、それが全てでしょう。共同代表でもうまく回っている会社さんはたくさんありますからね。

ただ、僕には合わなかった。もう二度と共同でやることはないと思います。自分の意思決定のもと、すべては自分の責任のもと、事業はやりたい。

閑話的な話し

ここからはどうでもよいというか、個人の今の想いをダラダラと書き綴るだけです。(まあ、たまにはこういう振り返りブログがあってもいいでしょう)

リスクリターンの話し

基本的に何か大きな成果を短期で残したければリスクも相応だと思ってます。SEOアフィリエイトみたいな例外もあるし、リスクをできるだけ小さくする努力も大事ですが。

人間、何も持ってないゼロの状態だと踏み込めるものですが、持ち物が増えたり大きくなると守りに入るものです。資産的なものとかね。

あとは、未知のもの・前例がないもの・理解できないものに対して「怖い」「怪しい」として警戒したりもします。

人間の防衛本能みたいなやつで必要なこともあるのですが、大多数の人が避けるからこそ、踏み込むことで得られるものがあると思うんですよね。

僕も振り返ると、人がやらないこと・見向きしないものに「エイヤー」で踏み込んだことで(自分なりの)成果を残したと思えることがあったし(その逆に失敗に終わることもあるんだけど汗)

僕も年が明けると42歳。

病気なく健康に生きたとしても、人生で勝負をかけられることなんてあと1回か、よくて2回くらいでしょう。友人のように、健康であってもある日突然急逝することだってあります。

「いつの間にか結構守りに入っていたなぁ」と思うところもあり、残り少ないチャンスに飛び込む勇気を出したいですね。

人の特性みたいなもの

前述の内容でふと思ったことがあるのですが、

Twitterなどを眺めていると、これだけSNSが広まり時間も経過したというのに、すぐフェイクニュースが流行りますよね。ごく最近でいえばすしざんまいの件とか。

僕は結構疑り深い性格なので(これが良いわけではないけど笑)、流れてくる一次情報はすべて「本当か?」という目で見てます。自分のベクトルや思想に近い情報だとしても。

「これだけ嘘情報や作り話が流行るのに、なんですぐに信じるんだろう?」と思うのですが、これはもう人としての特性なのかもしれませんね。そういう僕も反射的に信じちゃうこともありますし。

で、
これが悪いというわけではなく、善し悪しを言いたいわけでもありません。

この件とは関係ないことでも、こういった「人の特性みたいなやつ」を理解することが、いろんなことを有利に進めることにつながるのかなぁ、などと実感してます。稼ぐこととかも。

これから

さて、閑話休題。これからのことです。

実はこの1年間で大きな収穫がひとつだけありました。

それは「全く出会うことのなかった人たち(人種)に出会えたこと」です。

僕の仕事、生活、人生において全く登場してこなかった人種との出会い。

もちろん世の中にすごい人は山程います。たとえば僕がTwitterなどでウォッチしているインターネット事業の界隈でもすごい人は山程いるし、出会えていない人、知らない人もたくさんいるでしょう。

でも、そういった今いる位置の延長線上や枝葉での出会いではなく、まったく関わり合いのない異次元の世界の人たちとの突然の出会いが、とてつもなく新鮮で面白く、そういったことに時間を割いていきたい!と思い始めています。
※出会い出会いというと何か怪しい感じもしますが、宗教チックなものだったり怪しいものではありませんよ笑

これだけネットが進み、すぐに可視化される世界でも、見えてる部分なんてごく一部です。表には出てこないところで怪物みたいな人はたくさんいるし、全然知らない世界だらけです。

僕が関わってきた世界は本当に狭く小さな一部分であり、これからも少し広がる程度なのかもしれないけど、自分の仕事や生活の延長線では決して出会わなかった人たちとできるだけ出会い、その広がりを楽しみ、その世界を知りたい。

事業とか稼ぐとかに注力するのではなく、少しそういうことにも時間を割いていきたいなぁ、と、これからの40代の過ごし方として思うわけです。