2018年から専業アフィリエイターになります!

どうも、みなさまこんにちは。お久しぶり。

一身上の都合によりツイッターやめました(あの時期いろいろ忙しかったから)まあまあ元気でやっております。

 

で、表題にもあるとおりなのですが、

私、2017年12月末日をもって、今の本業の会社の株式を全て売却、同時に代表取締役から退くことになりました。

つまり、来年2018年から専業ニートアフィリエイターです。

 

念願の専業でございます\(^o^)/

 

・・・のはずなのですが、周りから「おめでとう」という言葉は皆無。まあ、それもそのはずで、最近のアフィリエイトを取り巻く環境はなかなか厳しいものがありますからね。しかも僕の場合なんか違うし。。。

 

でね、

2017年もあと3日だし、今年の振り返りがてら簡単に会社を売ることにした心境とか状況などをまとめます。

それほど興味ない人の文章なんてつまらないだろうから、ホント簡単に。

 

なんで会社を売ることにしたか?

1.やりきった

もともとの起業した理由がそれほど誇れるものではなく、前の会社にいたときに「これをサービスとして売り出したら売れる!!」と主張していたものが、社長に認められなかったからです。

じゃあ、自分で独立してサービス化して売ってやるよ!

っていうところがスタート。

会社をでかくしてやるとか、業界のトップを目指すとか、業界を変えてやるとか、そういう崇高な理念はなくて、ただただ見返してやりたい一心でした。

で、3年頑張って何とか数も売れるようになって社員も増えて、こういう戦略でこう攻めたら大体どのくらいは引っ張ってこれるな、あとは数を回せばいいだけだな、というのが見えた時に、急に力が抜けたというか、テンションが下がってしまったんですね。

自分の中でやりきった感がでてしまったというか。

もともと短期集中型のB型だけに、こうなってしまうとやる気も起きず、業界に飽きてしまったというのがひとつ。

2.前の会社の社長に頭を下げさせた

サービスが売れてきて、金融機関でもそれなりに評判になってくると、前の会社の社長も興味を示してきて、その情報は僕の耳にも入ってきてました。

で、今年(2017年)の正月に社長と飲んだ時に「私の見立てが間違っていた」と認めさせたことでなんとなくひとつのゴールに到達してしまったというか。※ちなみにコレは僕が凄いのではなく社長の見立てがアホだっただけ

仕事の面ではとても尊敬している(人間性は全く尊敬してない)人であり、スタートが見返してやるだったので、まあ嬉しかったですね。

そんなので満足してしまうなんて僕も小さい人間ですが・・・(;・∀・)

3.体を壊した

あとは体調面の不安です。

一部の人にしか言ってませんが、夏に3日?かな?入院してました。以前から腎臓と肝臓の数値が悪かったのですが、この夏、腎臓の数値がめちゃくちゃ悪くなってしまって。

腎臓は一度悪くすると治らないらしく、今でもお酒とプロテインはNGが出てます。お酒は少し飲んでますけど。

さすがに人間寝ないとダメですね。

この3年間、慢性的な睡眠不足だったので。

仕事ができる人は効率的に仕事をこなして少ない就業時間でバンバン成果残すんでしょうけど、僕は出来がそれほどよくない子なので、その分時間でカバーするしかなかったんです。。。

どのくらい睡眠不足だったかというと、野球のWBCワールド・ベースボール・クラシック)があったときに、東京ドームのチャンピオンシート?(バックネット裏の高くていい席)を奢ってもらって日本戦を観戦しにいったのに、奢ってくれた人の前でほとんど寝るという大失態を犯すくらいの睡眠不足でした。(ホント一緒に行った方ごめんなさい・・・また行きましょうね)

 

そんな感じです。

会社を始めた動機もやめる動機も全然立派じゃないですね。南無( ˘ω˘ )

 

どこにいくらで売ったのか?

前の会社(以降A社)です。A社が羽振り良かったの知ってたし、事業としてうちのサービスに興味もっていたのも知ってたので、前述の正月飲みのときにこちらから話を出しました。

全株式売却ですが、大した金額ではありません。スタートアップのバイアウト!みたいなカッコいいものでは全くありません。もやし生活で3年生きていけるくらいです。

 

どうやって売ったのか?

アフィリエイト界隈でもサイト売買や会社売却が話題になってますが、基本は相対なので双方で決めますよね。

うちは僕の希望する売値とA社の買値の折り合いがつかなかったので、デューデリ入れました。僕が売値を相当ふっかけたからなんですけどね。

今後、デューデリ入れて会社の資産価値計算するケースがある方へ注意点が2つ。

1.監査法人めっちゃ費用かかる

2.返済見込みのある負債でも、負債は負債としてマイナス要因になることがある

できるだけ高く売りたい方は、会社売買を専門としている弁護士を早めに入れたほうがいいです。

 

他の社員はどうなるの?

A社の100%子会社になりますが、就労形態や給与形態は変わらず

  • No.2だった営業さんが社長になる
  • 給与形態、福利厚生は今の会社に準ずる
  • うちの社員に卓球の話題で絡まない(わかる人にはわかるネタですw)

というのが売却の条件(もちろん他にもあるけど)でした。

なので、社員的にはトップが変わるだけで、仕事内容や環境は変わらず。特に「僕が社長だからついていきます!!」って社員はひとりもいないので、まあ平静なもんですよ。。。寂し・・・

半年間は顧問という形で会社に残るので、僕の目の黒いうちは変な方向性にいくことはないでしょう。それまでに道筋をつけてくれればと思うのですが、次にトップになる営業さんは大変優秀だし、実質今も営業さんでもってるような会社なので、あっという間に大きくなる気がします(笑)

目標は3年で社員3倍、年商3倍ですって。すげっっ

 

ゆとりくんはどうなった?

前のブログをよく読んでくれた方は知ってると思いますが、うちには通称「ゆとりくん」という、現在28歳、年明けて29歳になる若者がいました。

彼は一番最初に採用でとった人間で、採用面接で「うちの会社を踏み台にして東京のクオンツ会社に転職したい」と言い放った男です。

冷凍庫の僕のアイスを勝手に食べるなど自由奔放なやつでしたが、プログラマーとしては優秀、仕事の進め方も優秀で、3年でチームのトップで回せるほどになりました。

で、このゆとりくんの処遇を巡って、僕と営業さんでめっちゃくちゃ揉めました。

僕は、これを機に僕の知り合いのクオンツ運用会社へ後押しをしてあげたい。

営業さんは次の社長ですから、当然会社の主力は放出したくない。

いやー、めっちゃ揉めた。9月くらいから、胃に穴が開くかと思うくらいストレスだった。

そもそもこのゆとりくんが今の仕事にやりがい感じて、移るかどうか迷ってるから事態を混沌とさせたわけで。

最終的には「こういった環境の変化、あとは年齢(30歳を前に)とかが転機のきっかけになるんだから、チャンス掴んだほうがいいよ」ってことで説得して、来年3月から、無事東京の会社に転職となりました。

で、

営業さんとは、それまでに代わりの人材を僕が探すってことで決着。見つからなければ僕が平社員として現場で働くという条件です。40近いご老体に無理言ってくれるぜ・・・まあ、深夜のサーバールームで導入作業するとかたまには楽しいかな。

 

会社経営について

僕ごときが会社云々について語るのは大変おこがましいですし、なにも得るものはないと思うし、うっちーとかのセミナーの方が100万倍くらいためになると思うので、そういう凄い人にちゃんと聞いて欲しいと前置きして。

とりあえず小さいながらも社員を雇って数年経営した経験として。

ビジョンを社員全員と常に共有する

社員10人程度の小さな会社ではこれが一番重要かな、と。

トップが思っていること、目指すこと、やりたいことを、常に社員と共有すること。具体的な方向性を常に伝えておくこと。大事。

社員が少ないということは、ひとりひとりが重要なキーマンになってくるので、みんながある程度同じ方向を向くように、ミーティングをしたり個人面談を頻繁にしたり、と仕事に関しては社員と密に連携をとるようにしてました。

プライベートは不干渉。

優秀な営業が重要

社員全員にただただ感謝です。

こんなアホ社長のもとで、文句言わず(いや結構言われたな、面と向かって)、能力発揮してよくやってくれたなぁ、と。特に起業時に他の会社から引っ張ってきた営業さんの力がめちゃくちゃ大きかったですね。

業種形態にもよりますが、会社は優秀な営業次第でどうにでもなると痛感しました。ぶっちゃけね、仕事持ってこれる営業いればなんとかなるよ、ホントに。

アフィリエイターで組織化をする人(目指す人)は結構いますけど、営業力に注視する人があまりいないのが結構不思議です。

代理店とか広告主さんとか直で話し持ってこれる、もしくは開拓できる営業がいるっていうのは、社員何人分の給与を払っても価値のあることだと思うのですが・・・

給与以外の評価軸が大事

うちのような小さなの会社の場合ですけど、

最初の数名のうちはガンガン報酬与えれば社員も満足してました。でも、人数が増えてきた時に、報酬のインセンティブって一時的なものになっていったんですね。

具体的に言うと

  • あいつより俺のほうが頑張ってるのに評価されてない、給与に反映されてない
  • なんで俺がこんな無意味な作業しなくちゃいけないのか

という他との比較がでてきて、その対処に最初は苦慮しました。

給与以外の評価軸を作ってやって、社員の達成感や満足度を上げることが、人数が増えた時に必要なんだと実感しました。

うちの場合は、作業にレベル(重要度)を細かくつけて、できる社員にはレベルの高い責任度の大きい仕事をガンガン任せてました。人にもよるかもしれないけど、最初から最後まで自分の責任の範疇になる仕事を任せられると、結構やる気もってやってくれるんですよね。あとは作業レベルと給与の相関をわかりやすく可視化したことかな。

でもそれで上手くいってたかっていうと正直よくわからなかったので、今後の課題ですね。社員を何十人と雇って回してる人はホント凄い。

※実際は給料日は苦い顔して振り込んでます。ボーナス月で大きくお金が出る時は「うぐぐ・・・」ってなるほどの小心者です

社員の教育について

社員の教育についてはいつまで経ってもコレといった確たる答えはでませんでしたね。

具体的な教育方法とか知りたい人って結構いると思うんですけど、会社の規模・業種・個人個人によっても全然違うので、あまり具体的なことは言えないです。ボンクラですいません。。。

でもあえて、うちの方針として言うなら、仕事はどんどん社員任せにしてました。仕事の重要性と役割をしっかり説明して任せると、自分で考えて工夫してやってくれてましたね。

あと、難しかったのが失敗(ミス)した(しそうな)ときの対処。

長く同じ仕事に携わってると「この方向で進むと失敗しそうだな、ミスしそうだな」というのがなんとなくわかるようになるんですが、そこで指摘するかどうかが迷いどころでした。

僕は自分がそうだからかもしれませんが「ミスや失敗で学ぶこと」もあると思っています。「わかってるなら早めに指摘しろよ、効率悪いだろ」という意見もその通りだと思うのですが、実際、ミスへの対処とか経験で対応力がつく部分もあるので。

で、気づいた時点で指摘すれば簡単なんだけど、社員には社員の仕事の進め方があるだろうし、そこでミスして学んでくれればいいと思って結構放っておきました。

もちろん仕事を失ってしまったり賠償責任が問われるような大きなミスにつながりそうなときは全力で阻止しましたけど(そんな大きなケースはほとんどなかったけど)、それ以外は最悪僕がお客から怒られて頭を下げれば済む話なので。

ミスが収束したときの社員へのアフターフォロー(なぜミスしたか?今後どうするか?水平展開できる部分はあるか?とか)は意識してやってました。

※サラリーマン時代が長かったので「ごめんなさい」慣れてます・・・実際は憂鬱MAXヒヤヒヤものだし「ミスすんなよ~~」って心境です・・・(;・∀・)

アホを演じる

これはうちだけか(笑)

もともとアホなので演じるまでもないですが、トップがアホだと下がしっかりするw

まあ、舐められない程度に。

 

今後どうするの?

体調もあまりよくないし、しばらくゆっくりまったり生活して、40歳くらいになってやりたいことがあったら、そのときにまた会社作ってやろうかな、と考えてます。

アフィリエイトはしばらく1人でやります。

人を雇ってやるとかも考えたのですが、しばらく人雇って消耗したくないので(気が小さいので消耗してしまうのですよ・・・)

ただ、アフィリエイトの収益がだだ下がりなので、それは何とかしたい!と思ってます。意地というか、なんというか、もう一度まぐれではなく全盛期のころの収益に戻したいな、と。今はその頃の1/3程度なので。。。(今月はさらに悪い・・・)

なんといっても専業ですからね!

作業の時間はある!!

・・・が、そういって兼業から専業になって作業量が全然変わってないという人を何人も見かける。そしてたぶん僕もそのうちの1人になる。根が怠け者だから(;・∀・)

 

僕がアフィリエイトを始めたのが2014年の春。

その前後からツイッターを始めた人、仲良くなった人たちの状況を見ると、アフィリエイトに関してはあまり良くない状況です。僕も含めて。

収益がほぼ壊滅してしまった人や、徐々に売り上げが落ち込んでいる人が多く、僕の周りでは明るい話題がないのが正直なところです。

 

それぞれの生活環境の違いもあります。「何とかなるよ!」なんて言うのは簡単ですが、状況が逼迫している人にとっては前向きに捉えれないかもしれません。

 

僕は、喜怒哀楽があることこそが人間らしいと思ってます。ムリに明るく楽しくするよりも、ピンチのときは気分に任せて怒ったり哀しんだりした方がいいと思ってます。

もちろんそれは今この状況だからこそ言えることであって、僕も20代の頃、私生活ではかなり苦しい思いをしてきたので、その時はそんな余裕は全くなかったです。ただただ大変で辛いだけでした。

ただ、それも振り返れば時間が解決してくれたな、と。

「勝って驕らず、負けて腐らず」

大相撲の貴景勝が先日の三役昇進の会見で言ってましたが、腐らずコツコツやっていけばきっと道は拓けるはずです。

ムリに明るくつとめず、落ち込みながらも目の前のことを淡々とやっていきましょう。

 

ひとつの事業が上手くいったからアフィリエイトでも上手くいく、なんて考えは全くありません。アフィリエイトはそんなに甘いものではない、特に最近はどんどん厳しくなっているというのは実感しています。専業初心者としてゼロから学んでいく所存です。

 

みんなで一緒に伸ばせるように頑張りましょう!

 

最後、よくわからない感じになってしまってすいません。。。

 

では、またいつか。